コロナ禍での看護について、看護師の私が思うこと

世界中にコロナウイルスが流行り出してから約2年くらいになりますね。

最近の東京では、一日に2万人くらいの患者がでています。

そんな増え続ける多くの患者の診療をする病院は、人員や病室など、逼迫状態が続いています。

私の働いている病院も、コロナ専門病院ではないのですが、コロナの患者さんをある時点から受け入れを開始しています。

実際にコロナに感染した患者さんを診るのは、これまでの患者さんを診るのとは、対応が全く違いますし、気持ちとしても全く違います。

この記事では、そんなコロナ禍での看護について、現場で働く看護師として、思うところを書きたいと思います。




看護というのは、その漢字の意味からも、手で触れて、目で見て、感じて、考えて、患者さんをまるごと守る(護る)ということであると、みなさん、看護学校から教わると思います。

タッチングとか、背中や手をさすりさすり、とか、患者とのスキンシップが大事です。

私は、看護師の役割において「患者さんに寄り添うこと」が大事だと思うのですが、では、その「寄り添う」というのは、どういうことだろうと常々考えてきました。

通常の看護では、看護師と患者さんの距離はすごく近いですよね。

でも、コロナ禍では、すごく距離を感じます。どんどん広がっていっていると感じています。

本来看護師にとって大切な、患者さんとのコミュニケーションが取れず、寄り添うことができていないと感じるのです。

スキンシップが思うように取れないコロナ禍のような状況では、どのように患者さんと寄り添っていけばいいのでしょうか。

今はコロナの終息が第一なので、患者さんとの寄り添い方、心のケアが二の次になっているような気がしますが、これから長い闘いになっていくのでしたら、考えていかないといけないと感じています。

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