学会認定HIV感染症看護師 学会認定HIV感染症指導看護師【感染症】 ~看護師の資格~ 合格率 難易度 メリット 試験日程 2023 2024 受験費用 申し込み方法 年に何回 有効期限

(1)学会認定HIV感染症看護師 学会認定HIV感染症指導看護師とは

「学会認定HIV感染症看護師」と「学会認定HIV感染症指導看護師」は、日本エイズ学会が認定する看護師の資格です。

「学会認定HIV感染症看護師」は、HIV感染症に関する専門的な知識と技術を有する看護師を指します。この資格を持つ看護師は、HIV感染症に対する正しい理解と適切な看護を提供することができます。

「学会認定HIV感染症指導看護師」は、HIV感染症に関する知識や技術を教育的に指導する能力を有する看護師を指します。この資格を持つ看護師は、他の看護師や医療従事者に対してHIV感染症の正しい理解と適切な看護について指導することができます。

これらの資格を持つ看護師は、HIV感染症に関する専門的な知識や技術を持っており、HIV感染者やその家族、また医療従事者に対して適切なケアを提供することができます。



(2)学会認定HIV感染症看護師 学会認定HIV感染症指導看護師資格試験(年に何回? 有効期限は?)

学会認定HIV感染症看護師資格試験と学会認定HIV感染症指導看護師資格試験は、年に2回実施されています。通常は、春季試験(3月下旬頃)と秋季試験(10月下旬頃)があります。

試験は、日本エイズ学会が主催し、全国の指定試験会場にて行われます。試験は、筆記試験と実技試験で構成され、両方の試験に合格することで資格を取得することができます。

取得した学会認定HIV感染症看護師資格および学会認定HIV感染症指導看護師資格は、取得日から3年間有効です。有効期限が切れる前に再度試験に合格することで、資格を更新することができます




(3)学会認定HIV感染症看護師 学会認定HIV感染症指導看護師資格の受験資格

【学会認定HIV感染症看護師】
①日本エイズ学会の会員であること。
②看護師歴が3年以上の看護師で、HIV/AIDS看護について研鑽を積もうとする者。
③学会が指定したセミナー等に参加し、所定単位50点を取得した者(5年以内の学術集会出席およびHIV看護教育セミナー聴講は必須)

【学会認定HIV感染症指導看護師】
①日本エイズ学会の会員歴が通算5年以上あること。
②学会認定HIV感染症看護師歴5年以上であること。
③申請時までの5年間にHIV感染症患者10例以上の看護経験を有し、事例記録として提出できること。
④所属施設長が推薦する者であること。
⑤以下のいずれか1篇(題)の筆頭著者・演者であること。
・本学会学術誌に論文掲載(原著・総説・症例報告など)
・本学会学術集会における発表(演題・シンポジウムなど)
・関連学会学術誌に論文掲載(原著・総説・症例報告など)
・関連学会学術集会における発表(演題・シンポジウムなど)
⑥審議会が指定した研修会への参加、研究発表等により、所定点数70点以上を取得した者

(4)学会認定HIV感染症看護師 学会認定HIV感染症指導看護師の認定者数

【学会認定HIV感染症看護師】:45人程度
【学会認定HIV感染症指導看護師】:15人程度

(5)学会認定HIV感染症看護師 学会認定HIV感染症指導看護師の合格率

【学会認定HIV感染症看護師】:95%程度
【学会認定HIV感染症指導看護師】:100%程度

(6)学会認定HIV感染症看護師 学会認定HIV感染症指導看護師の認定に必要な費用(受験費用、審査料、講習会受講料等)

学会認定HIV感染症看護師および学会認定HIV感染症指導看護師の認定に必要な費用は以下の通りです。

受験費用
受験費用は、2023年現在で1回あたり30,000円です。この費用は、試験実施にかかる経費(会場費、試験監督費、試験用紙等)をカバーするものです。

審査料
資格試験に合格した場合、認定手数料が必要となります。学会認定HIV感染症看護師の場合は、初回認定の場合、認定手数料が30,000円、更新の場合は20,000円です。学会認定HIV感染症指導看護師の場合は、初回認定の場合、認定手数料が40,000円、更新の場合は30,000円です。

講習会受講料
資格取得に必要な講習会の受講料は、主催者によって異なります。学会認定HIV感染症看護師および学会認定HIV感染症指導看護師の講習会に参加する場合、受講料が必要となります。

以上の費用は、2023年現在の情報であり、今後変更される可能性があります。また、地域によって費用が異なる場合がありますので、詳細な情報を入手するためには、直接主催者に問い合わせることをおすすめします。

(7)学会認定HIV感染症看護師 学会認定HIV感染症指導看護師資格取得の難易度

学会認定HIV感染症看護師および学会認定HIV感染症指導看護師の資格取得には、一定の難易度があります。資格取得には、以下のような要件があります。

試験に合格する必要がある
学会認定HIV感染症看護師および学会認定HIV感染症指導看護師の資格取得には、試験に合格する必要があります。試験は筆記試験と実技試験で構成され、両方の試験に合格する必要があります。試験の難易度は比較的高く、適切な知識や技術を持つことが求められます。

資格更新には、定期的な研修を受講する必要がある
学会認定HIV感染症看護師および学会認定HIV感染症指導看護師の資格は、有効期限があるため、期限が切れる前に更新する必要があります。更新には、一定の単位数の研修を受講する必要があります。

一定の実務経験が必要である
学会認定HIV感染症看護師および学会認定HIV感染症指導看護師の資格を取得するためには、一定の実務経験が必要です。学会認定HIV感染症看護師の場合、2年以上の臨床経験が必要とされています。学会認定HIV感染症指導看護師の場合、3年以上の臨床経験が必要とされています。

以上のように、学会認定HIV感染症看護師および学会認定HIV感染症指導看護師の資格取得には、適切な知識や技術、実務経験が必要であり、一定の難易度があると言えます。ただし、熱心に勉強し、実務で経験を積んできた看護師であれば、十分に取得可能な資格と言えます。

(8)学会認定HIV感染症看護師 学会認定HIV感染症指導看護師資格取得のメリット

学会認定HIV感染症看護師および学会認定HIV感染症指導看護師資格を取得することによって、以下のようなメリットがあります。

専門性が高まる:HIV感染症の看護に関する知識や技術が習得でき、専門性が高まります。また、指導看護師になると、より高度な知識やスキルを習得することができます。

患者に対する安心感:資格を持つ看護師は、専門的な知識や技術を持っていることが認められています。そのため、患者やその家族にとっては、安心感が生まれると考えられます。

職場での評価が高まる:資格を持っていることは、職場での評価にもつながります。特に、HIV感染症の看護に携わる職場であれば、その専門性が高く評価されることがあります。

キャリアアップの機会が広がる:資格を持っていることは、キャリアアップの機会が広がる可能性があります。例えば、指導看護師の資格を持っている場合、指導的な立場に就くことができる可能性があります。

以上のようなメリットがあるため、HIV感染症の看護に興味を持っている看護師にとって、資格取得は有益な選択肢となるでしょう。

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