手術看護実践指導看護師【周術期】 ~看護師の資格~ 合格率 難易度 メリット 試験日程 2023 2024 2025 受験費用 Web 申し込み方法 年に何回 有効期限

(1)手術看護実践指導看護師とは 手術看護実践指導看護師の目的

手術看護実践指導看護師は、手術室において手術を受ける患者さんの看護を担当する看護師の中でも、特に手術看護に関する専門的な知識や技術を有し、その知識や技術を他の看護師に指導する役割を持つ看護師のことを指します。

手術看護実践指導看護師は、手術室における看護師の教育・研修、手術室での患者の安全なケアの提供、手術室での医療器具や医薬品の管理、手術室における院内感染対策など、幅広い業務を担当しています。また、手術室での医療チームの一員として、手術を受ける患者さんに対して安心できる環境を提供することが求められます。




(2)手術看護実践指導看護師資格試験(年に何回? 有効期限は?)

手術看護実践指導看護師の資格試験は、日本看護協会が実施しています。試験は原則として年に1回行われており、試験日程は毎年変わるため、詳細な情報については日本看護協会のウェブサイトを確認する必要があります。また、試験日程や受験資格などの詳細については、各都道府県の看護協会でも情報を提供している場合がありますので、ご自身のお住まいの地域の看護協会にも問い合わせてみると良いでしょう。

手術看護実践指導看護師資格の有効期限は、取得後5年間となっています。5年間が経過すると、再度手術看護実践指導看護師資格認定試験に合格する必要があります。再認定試験に合格することで、再び5年間の有効期限が設定されます。ただし、手術看護実践指導看護師協会に所属している場合は、会員資格の継続により、資格の有効期限を延長することができます。




(3)手術看護実践指導看護師資格の受験資格

以下を全て満たすこと。
①看護師免許を有する
②日本手術看護学会正会員で通算3年以上
③手術室経験が通算5年以上
④受験資格ポイントを50点以上取得
⑤手術看護実践事例2例の提出
⑥クリニカルラダーレベルⅢ認定証明書の提出
⑦受験料納付済み証明書の提出

(4)手術看護実践指導看護師資格の認定者数

手術看護実践指導看護師の資格は、日本看護協会が認定する資格であり、認定された看護師は「日本手術看護学会 認定 手術看護実践指導看護師」として活動することができます。

2022年3月現在、日本手術看護学会のホームページに掲載されている情報によると、手術看護実践指導看護師の認定者数は約3,000人となっています。ただし、日本看護協会による認定は年度ごとに行われており、現在の認定者数は変動する可能性があります。

(5)手術看護実践指導看護師資格の合格率

手術看護実践指導看護師の資格試験の合格率については、日本看護協会が公式に発表しているデータはありません。試験に合格するためには、一定の条件を満たし、試験内容に精通した知識や技術を身に付けていることが必要です。また、試験には複数の科目があり、それぞれの科目で合格ラインをクリアする必要があります。

一般的に、専門的な知識や技術を要する資格試験は難易度が高い傾向にあります。手術看護実践指導看護師の資格試験も同様で、合格率は高くないと考えられます。ただし、合格率について正確なデータは公表されていないため、詳細については言及できません。

(6)手術看護実践指導看護師資格の認定に必要な費用(受験費用、審査料、講習会受講料等)

40,000(申請料、認定登録料)

(7)手術看護実践指導看護師資格取得の難易度

手術看護実践指導看護師資格は、手術室での看護に関する高度な知識や技術を有することが求められるため、取得の難易度は高いと言えます。また、試験は実技試験や口述試験などを含む複数の科目で構成されており、合格するには熟知した知識や技術を身につける必要があります。

手術看護実践指導看護師資格を取得するためには、まずは専門的な知識や技術を身につけるための研修を受ける必要があります。研修期間は約2年間と長く、その後に試験を受験することができます。試験内容は、手術室での看護に関する広範な知識や技術を問うものであり、難易度が高いとされています。

ただし、研修期間中にきちんと学び、実践的な経験を積み重ね、試験に臨む準備をしっかりと行うことで、手術看護実践指導看護師資格を取得することは十分に可能です。

(8)手術看護実践指導看護師資格取得のメリット

手術看護実践指導看護師資格を取得することには、以下のようなメリットがあります。

専門性の高い看護技術の習得
手術看護実践指導看護師資格を取得するためには、手術室での看護に必要な高度な知識や技術を習得することが必要です。そのため、手術室で働く看護師としての専門性が高まり、患者さんにより良い医療を提供することができます。

キャリアアップの可能性
手術看護実践指導看護師資格を取得することで、手術室でのリーダーシップをとることができる看護師として認められ、キャリアアップの可能性が高まります。

給与アップの見込み
手術看護実践指導看護師資格を取得することで、手術室での専門的な知識や技術を持った看護師としての地位が向上するため、給与アップの見込みがあります。

他の看護師への教育指導の機会
手術看護実践指導看護師資格を取得した看護師は、手術室での看護に関する高度な知識や技術を持っているため、他の看護師への教育指導の機会が与えられる可能性があります。

以上のように、手術看護実践指導看護師資格を取得することにより、看護師としての専門性の向上やキャリアアップ、給与アップ、教育指導の機会など、多くのメリットがあると言えます。

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